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かすかな違和感

1.結婚前の話
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束縛は愛情の証(あかし)?

若かりし頃の私は、男女問わず友達がたくさんいました。当時の私は「人」が好きでした。
今は、そんなに「人」が好きではありません。あまりにも色々ありすぎて、人の汚い心を知ってしまったからだと思います。
だからといって、人嫌いというわけでもないですし、信頼できる友達は少数ではありますが、今もちゃんと存在しています。

話を戻します。
私の友達はマサにとって邪魔な存在でした。

仕事中でも友達とランチしているときも、常に携帯電話にメールが入ります。
こちらが気づかないと大変。連絡の嵐と化します。
挙句の果て、私の携帯電話を取り上げ、登録されている連絡先全員について「こいつは誰?」「男?」「連絡する必要あるの?こいつに」と聞いてきます。
少しでも彼にとって不可解な点があると、その場で連絡先を消されました。
それだけではなく、私の行動も制限しました。
誰とどこに行くのか、逐一報告が必要でしたし、マサと付き合う前から予定していた、友達4人との温泉旅行も「行くな!」「淋しいから俺のそばにいて」と、強引に引き留めされました。
結局、押し切って旅行に行きましたが、出発時間には間に合わず、半日以上遅れて合流した記憶があります。

これ、いわゆる「束縛」ってやつですよね。これ以上、マサの束縛がエスカレートしてしまうと…
正直、恐怖心はありましたが、「束縛も愛情の証だよね」「それだけ愛されているってことだよね!」とプラスに考えてしまいました。

かすかな違和感を無視してしまい、踏みとどまることをしなかった自分に、後悔の念でいっぱいです。

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